当店武相草では、ご飯を炊くときに
こちらの釜をつかっています。
湖東焼きの釜で炊いたご飯はつやつやとしてとってもおいしく炊きあがります。
この、湖東焼きというのは、江戸時代に彦根藩で藩営されていたものの、明治時代には途絶してしまいました。
滋賀大学の教授であった小倉栄一郎氏や滋賀県埋蔵文化財センターから彦根市役所に転籍した谷口徹氏らの尽力寄って、
「湖東焼復興推進協議会」が設立されました。
そして、陶芸家として再興を手掛けたのは、信楽焼窯元の家に生まれた中川一志郎氏でした。
当店、武相草にありますお釜は、こちらの中川一志郎氏の「湖東焼 一志郎窯」のものでございます。
彦根で寿司屋をさせていただくにあたって、
彦根で生まれたこのお釜と出会うことができました。